鍼灸は、一般に「はり・きゅう」または「しんきゅう」と呼ばれ、中国に起源をもつ我が国の伝統的医療です。鍼灸は金属の細い針を経穴(ツボ)に刺入し、或いは艾(もぐさ)を燃焼させて経穴(ツボ)に刺激を加え病気を治癒へと導いていきます。
鍼灸医学は約4千年もの間、漢方薬と並んで中国の医療を支えてきた中国の伝統医学です。日本に鍼灸が伝わったのは奈良時代との記録が残っています。
東洋の伝統医学は、中国医学(中国)、アーユルヴェーダ(インド)、ユナニ医学(イスラム医学)に大きく分けられますが、鍼灸はその中でも中国医学の一分野に分類されます。
当院では、初来院時に、望(ぼう)・聞(ぶん)・問(もん)・切(せつ)という中国医学独自の診察を行い、心身の状態を弁証していきます。
この診察により、何か一つの診察方法に頼るのではなく、たくさんの所見から慎重に弁証することができます。
さらに、整形外科的検査をも併用することで、医療機関との連携もはかっています。
望診
文字の通り観察することで客観的所見をみつけることができます。これには中医学ならではの経験による智慧が多くあり、その一つには顔面診、爪甲診、舌診などがあります。
聞診
声の大きさや質を聞くだけでなく、臭いから弁証もします。
問診
一般的な問診とニュアンスは変わりませんが、中医学独特の観点からの問診があります。
切診
触診を意味していますが、圧痛や皮膚の状態、隆起しているか陥下しているかなどをみます。また、脈診もこの一つに含まれています。脈診は日本鍼灸において特に重視されていますが、脈の速さや形状、リズムなど20種類以上の脈状があります。
きわめて細いステンレス製の鍼(髪の毛ほどの鍼を使うこともあります)を経穴(ツボ)に刺入します。経穴(ツボ)に刺入した鍼は一定の刺激(鍼を上下したり回旋、振動させたりします。)を加え直ぐに抜く方法と10~15分間置いておく場合があります。その他、刺入せずに皮膚に接触させたり押圧させたする方法もあります。
なお、器具の消毒は、オートクレーブという高温高圧式滅菌装置や化学的な方法で安全を期し、当院では一回限りで使い捨てのディスポ―サブル鍼を使っていますので、感染症の心配はありませんのでご安心してお受けいただけます。
艾(もぐさ)を用いて経穴(ツボ)に熱刺激を加える方法で一般的に「やいと、お灸」と言われており、その方法は、艾を直接皮膚上に乗せて着火させる直接灸と艾と皮膚の間を空けて行う間接灸とに大別されます。直接灸の艾の大きさは糸状,米粒大の細いものから小指大のものまであり、間接灸は、艾と皮膚の間に空間を作り、味噌、薄く切った生姜・にんにくなどの熱の緩衝材を入れて温和な熱さにしており、昔から親しまれています。施灸や温灸は、ご自宅でも出来ますので、スタッフにご相談下さい。
また当院では、赤外線照射、吸い玉、テーピング、体操などの指導を行うなど、その方に合った鍼灸治療を行っております。
当院では全て使い捨て(ディスポーザブル)の鍼とシーツ等を使っています。
また、手指消毒はもちろん、その他の器具に関しても高温高圧式滅菌装置にて完全滅菌していますので安心して施術を受けていただけます。
ベッドは自動昇降式ですので御年配の方でも安心です。


























































